バレンタイン目前♥高カカオチョコレートで健康に!?

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もうすぐバレンタイン。チョコレートの季節ですね(笑)
最近では様々な種類のチョコレートが売られていて、仕事の合間に一息つきたい時やちょっと甘い物が欲しい時、お菓子作りや料理の隠し味・・・など、自分の好みや用途に合わせて選べます。そして、特に近年人気になっているのが健康を意識したカカオ成分が高いチョコレート。
カカオ成分が高いと本当に体に良いの?何が健康に良いの?今回は高カカオチョコレートについて説明します。

カカオ成分が高いチョコレートが注目されるようになった理由

注目されているのは、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれるカカオポリフェノールという成分。ポリフェノールは植物の苦みや色素成分のことで、赤ワイン・緑茶やりんごなどにも含まれ、抗酸化作用があります。これは、体をサビ付きにくくする働きのことで美肌などにも効果があります。
では、なぜチョコレートが注目されるのか。それは、ポリフェノールの含有量が多く、手軽で簡単に摂取できるから。特にカカオ成分が高いチョコレートほどポリフェノール含有量が多くなるので注目を集めています。

※因みに、カカオポリフェノールはチョコレートだけでなく、同じカカオ豆から作られるココアにも多く含まれます。

抗酸化作用だけじゃない!カカオポリフェノールの効果

カカオポリフェノールが健康面で注目される理由は抗酸化作用だけではありません。

高血圧予防

カカオポリフェノールには血管拡張作用があり、血圧を下げる働きがあります。

動脈硬化予防

動脈硬化とは、悪玉コレステロールの増加&善玉コレステロールの減少により、血液がドロドロになり、血管が硬く詰まりやすくなる病気です。
カカオポリフェノールには悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれる働きがあります。血液がドロドロになるのを予防してくれ、動脈硬化になるのを遅らせてくれます。

体に良いからと言って食べすぎは要注意!

カカオ豆はアーモンドやクルミなどと同じく脂質が多いので高カロリー‼また、高カカオチョコレートにも糖質は使われています。体に良いからと言ってたくさん食べると、カロリーの摂り過ぎで太ってしまいます。
くれぐれも食べ過ぎには注意して、美味しく楽しくチョコレートを味わってくださいね。

引用:株式会社明治技術研究所「カカオポリフェノールの包括的研究カカオは神様の食べ物?」・独立行政法人国民生活センター「高カカオをうたったチョコレート(結果報告)

執筆者:みずえ
30代の管理栄養士。好きな食べ物は野菜とお魚。

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