食事でも効果あり◎ストレスとの上手な付き合い方
難易度 :
新年度が始まり早1ヶ月。
新生活の始まった人や人事異動で新たな部署に配属など、慣れない環境での日々が続いてそろそろ体の疲れが溜まってくる時期です。
皆さんは大丈夫ですか??
こんな時期や、体の不調が続く時につい言ってしまうセリフがこちら。
「ストレスのせいで…。」
きっと1度は口にしたことはあるのでは?今回はこの"ストレス"について、お話しさせていただきます。
そもそもストレスって何??
ストレスとは…体が刺激を受け、ホルモンのバランスが乱れて起こる現象。
ここで言う刺激とは、暑さや寒さなどの物理的刺激・病気や感染症などの生物学的刺激・疲れなどの身体的刺激・不安や緊張などの精神的な刺激等さまざまな刺激を意味しています。
ストレスがかかると体では何が起きるの??
人間には体を守ろうとする防御反応があります。ストレスを受けた時に体で起きる反応もこの1つ。
ストレスを受けると刺激を最低限に抑える為にホルモン等が働いて通常の状態を保とうとします。
しかし、この状態が長く続くとストレスに対する抵抗力が低下して通常の状態を保てなくなり、様々な症状が不調として体に出てきてしまいます。
『ストレスで食欲が…』と聞きますが、これは胃腸の働きの調整をしている自律神経やホルモンがストレスの影響で作用しなくなり食欲や消化吸収へ影響を与えているからです。
ストレスを解消してくれる食べ物とは…
ストレス解消法は、運動をしたり買い物をしたりゆっくり自分の時間を過ごしたりと人それぞれ違います。
しかし、ストレスが溜まった時に取り入れたら良い栄養素はみんな同じ。
では、一体どんな栄養素がストレスに役立つのでしょうか?
カルシウム
カルシウムにはストレスによって神経が過敏な状態になっているのを鎮めてくれる働きがあります。
多く含まれる食品:牛乳・乳製品・小魚など骨ごと食べられる魚・小松菜など。
ビタミンC
ストレスを抑えようとするときに働いてくれるホルモン『アドレナリン』。
このアドレナリンが作られる時に欠かせないのがビタミンC。
ビタミンCはストレスが溜まっている状態の時は特に多く消費されるので、毎日取り入れるように心がけましょう。
多く含まれる食品:ブロッコリー・キウイフルーツ・レモン・芽キャベツ。
☆ストレス時に特に必要なこの二つの栄養素。
一緒に摂る事で更に吸収が良くなるので、食べる時は、ぜひ組み合わせて♪
例えば、キウイフルーツとヨーグルトを組み合わせてフルーツヨーグルトにしたり、シラスと大根おろしを合わせてレモン汁とお醤油でサッパリ、などなど。
まとめ
過度なストレスは当然良くないのですが、適度なストレスは適応力を高めてくれるのに役立つとも考えられています。
ストレスフルの状態の時は特に食生活も乱れがちになるので、カルシウム・ビタミンCをしっかり摂りつつ、バランスの良い食生活を心がけるようにしていきましょう。